2010.8.14 太陽の舟短歌会定例歌会(本部歌会)

場所  品川区立総合区民会館(きゅりあん)
当日の詠草  25首
互選の結果

◇第1位
  漬物石いつよりか不要捨て兼ねつ嫁入りの荷に妣乗せくれし   川村 貴美 

◇第2位
  何もなく過ぎゆく日々の幸せをかみしめてをり皿洗ひ終へ   角田 順子 

◇第3位
  ピカドンを浴び運ばるる一刹那きみは笑顔を見せたりと聞く   松本 啓子

歌会終了後平成23年の全国大会についての計画案が事務局より報告され、
平成23年6月4~5日に大磯支部主催で大磯城山公園郷土資料館を中心に全国大会が
開催されることが了承された。

2010.8.1 太陽の舟 Vol.32 No.8(8月号)を発行しました。
わが愛する歌-名歌鑑賞-
「気取りなく風が私を吹き抜ける偶然でない必然の結果」 
原田 寛 (「太陽の舟」275号-13p)
「頬撫でしかぜのあるときひょっとして風になりたる君ふれしかと」
 山口クニヱ (「清流」9集-37p)  
「選者 二反田 實」
2010.7.3 太陽の舟短歌会定例歌会(本部歌会)

場所  品川区総合区民会館きゅりあん
当日の詠草  24首
互選の結果

◇第1位
  街なかの小さき路地に合歓の花咲く庭ありて児の靴を干す   末次 房江 

◇第1位
  夏の鬱身にたまりくる夕暮れを椎の黄花のさらさらと降る   石塚 立子 

◇第2位
  古筆展立ち去り難し迫り来る線の強さに濃淡の美に   吉岡 悠紀子

◇第2位
  恐る恐るみどり児抱けばしあはせの光いだけるごとくに軽し   庄司 久恵

2010.7.1 太陽の舟 Vol.32 No.7(7月号)を発行しました。
わが愛する歌-名歌鑑賞-
「時雨ふる野口の簗の小屋にこもり落ちくる鮎を待てばさびしき」 牧水
「斐太人が峡の早瀬に簗架けて鮎の下りを待つ時雨かな」 夕咲 
(福田夕咲全集・一五四頁) 
「選者 二反田 實」
2010,6,27 「太陽の舟 全国大会開催」

日時 : 2010,6月27,28日
場所 : 那須塩原 明賀屋本館
参加人員 : 52名
行程 :
6月27日(日)
 11:00  那須塩原駅集合
 昼食   林檎庵
 小雨の中テプコ塩原ランド、郷土資料館、カラクリ時計、回顧の吊橋、妙雲寺などを散策。
 15:00  明賀屋本館着、役員会の後、須藤 宏明先生に「29歳の阿部 正路」について、
 先生の青年時代の苦悩と希望、「終焉の文学」について貴重な講演がありました。 
 写真撮影の後、夕食宴会に移り和やかななかで懇親を深めた。
6月28日(月)  
 7:00 朝食
 8:15 より歌会があり、高得点歌次の通り
  ☆第一位  まばたかず紅さす吾を見つめゐる老母(はは)の脳(なずき)の生気を探る
          富永道子
  ☆第二位  もの忘れ今日の迂闊を数へゐてたそがれどきの寂しさに居る 志賀倭子
  ☆第三位  街路樹のあはひ連なる石灯籠 知覧の街に兵をしのびぬ  久保田昭江
 歌会後 表彰式に移り、上記高得点者の方のほか次の方が今年度の表彰を受けました。
  ◇太陽の舟賞 原田 寛   ◇功労賞 丸山 孝一郎、吉岡 悠紀子   
  ◇努力賞 諸 幸子、塚本 正子、孤塚 秀子  ◇新人賞 北川 昭、富永道子
  ◇代表者賞 町田 久美子  ◇東京文芸館賞 岩橋 千代子  
    
 14:00 より運営懇談会が開かれ会員増加対策をはじめいろいろな意見が出された。
 15:00 解散
   
なお今回は月の舟の会員の方々、事務局の多大のご尽力で開催されたことを付記いたします。
また大会当日 原田 寛同人の歌集「ピエロの影」が発刊され、会員に紹介されました。

2010.6.1 太陽の舟 Vol.32 No.6(6月号)を発行しました。
わが愛する歌-名歌鑑賞-
「思ひやる心は君に添ひながら 何の残りて恋しかるらん」
閑吟集(小歌八四)  (新日本古典文学大系56)より 
「選者 二反田 實」
2010.5.8 太陽の舟短歌会定例歌会(本部歌会)

第363回「太陽の舟短歌会」定例歌会は、5月8日に行われました。
場所は品川の「きゅりあん」でした。

高得点歌は次のとおりでした。

◇第1位
  八重桜海棠も咲く裏通り看取りの間の一寸お花見   月田藤枝 

◇第2位
  千年の風を纏いし滝桜命そそぎてゆるぎなき花   上田ヤイ子

◇第2位
  生涯を島出でしことなき父の遠忌に帰るしまなみ海道   松岡三夫

◇第3位
  ゴツゴツと不平言ふがに芽の出でし馬鈴薯老いはいとしみて食す   松本啓子

◇第3位
  幼名(をさなな)に呼び合ふ友のある幸を失はずあれ八十(やそ)にしてなほ   
  志賀倭子

2010.5.1 太陽の舟 Vol.32 No.5(5月号)を発行しました。
わが愛する歌-名歌鑑賞-
「(前略)冬ごもり 日に日に雪の 降るなべに 往き来の道の あとも絶え ふるさと人の 音もなし(後略)」
定本 良寛全集第二巻(中央公論社二〇〇六年刊)所収
「選者 二反田 實」
2010.4.10 太陽の舟短歌会定例歌会(本部歌会)

第362回 「太陽の舟短歌会」定例歌会は、4月10日に行われました。
場所は品川の「きゅりあん」でした。

高得点歌は次のとおりでした。

◇第1位
  子の在らばわが死せし後のこまごまを云ひ継ぐほどのしづか夜なりき   庄司久恵 

◇第2位
  陸橋をひとり飛び跳ねゆく男の子春の雲居へ翔てゆくらむ   佐伯朋子

◇第3位
  心脆くなりつつ夜を過ごしゐる明くれば青き空が展けむ   月田藤枝

◇第3位
  磯の香を纏い店先のったりと江の島のみの春の猫たち   高橋和子

2010.4.1 太陽の舟 Vol.32 No.4(4月号)を発行しました。
わが愛する歌-名歌鑑賞-
「壽西之法之外勿達単皮所六格革里氣尼法乃挨殺雞蘇路隔搖那 候継高」
十七八は、二ふた度たび候か、枯木に花が、咲き候かよの (渡邊 三男訳)
「選者 二反田 實」
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